ウルトラセブンが見たくなるブログ

大人のためのウルトラセブンのお話し

第48話「史上最大の侵略(前編)」

史上最大の侵略に自分を犠牲にして戦うセブン

M78星雲に帰るときがやってきたウルトラセブン。その前に現れた史上最大の侵略とは?

icon-check-square-o 第48話「史上最大の侵略(前編)」あらすじ

汗だくになって目覚めたダンは体力が極端に消耗していた。

過去の侵略者たちとの戦いによりダメージが蓄積されていたためであり、これ以上地球に止まることは死を意味していたのだ。

当番だったダンは、体の異常を隠したままホーク2号で宇宙パトロールに出る。

脈拍360、血圧400、熱が90度近くあり視界も定まらない状態な時に限って、ダンの前に侵略者が現れる。

宇宙ステーションV3からの緊急連絡により反撃を開始するが、攻撃もままならず敵宇宙船に大気圏内への侵入を許してしまうばかりか反撃まで受けてしまう。

セブンの体力が限界にきており、もとの体力を取り戻すためにはM78星雲に帰る必要があるとセブンの上司に告げられ、変身も厳禁された。

敵怪獣が現れ現場に向かったが、反撃を受け炎に包まれた絶体絶命の隊長たちを助けるため、悩んだ挙句セブンへの変身を決行してしまう。

最後の力を振り絞ってなんとか怪獣を倒したが、そのまま力なく昏倒してしまった。


icon-check-square-o 幽霊怪人ゴース星人、双頭怪獣バンドン

目がくぼんで不気味な顔をした幽霊怪人ゴース星人は、地球防衛の弱点である地底から攻撃を仕掛けてきた。

熊ヶ岳の地底の侵略基地を拠点に地球に対して、人類が降伏すれば火星の地下への移住を許可するが、降伏しない場合は、世界各国の主要都市を始め全人類を抹殺すると宣戦布告してきた。

クラタの協力により敵拠点を特定したウルトラ警備隊は、アマギの犠牲を覚悟し、爆弾を搭載した無人マグマライザーの攻撃で全滅に成功する。

当初は、ゴース星人が西洋の鎧を着た様な姿で巨大化し戦うプランもあったようで、デザイン画も残されているようだ。

身長2m、体重70kg

双頭怪獣パンドンは、ゴース星人が敵攻撃用に連れてきたモンスターである。

セブンとの戦いでは、ウルトラビームが届かず、殴る蹴るのやり放題、アイスラッガーも投げる前に叩き落とし優位に立っていた。

その時に現れたホーク3号の援助に気をとられた隙に、セブンがアイスラッガーを取り返し左腕と右足を切断され戦闘不能に陥ってしまった。

ゴース星人によって回収された体がメカニック風のシルバー色で蘇り、再びセブンと戦火を交えることになる。

この際も優位に戦闘を繰り広げ、奪ったアイスラッガーをセブンに向けて放ったが、セブンの最後の力を振り絞った念力によりアイスラッガーの矛先は反転、自らの首を切り落としてしまった。

パンドンのデザインは、シナリオ段階で横綱のようなずっしりした体型だったらしいが、本番では大改造を施し、マグマが渦巻く姿をイメージさせているようだ。

くちばし二つが左右を向いている顔は、当初のデザインは双頭だったようだ。

身長40m、体重1万5千t。

※一部、第49話「史上最大の侵略(後編)」の内容も含む。

icon-check-square-o セブンの上司

M78星雲からのテレパシーをセブンがイメージ化した姿であり、恒星観測員の上司とされている。

上司はウルトラセブンにM78星雲へ帰る時が来たと告げる。

これ以上地球に残ることは死を意味すると言うのだ。

しかし、冷静に考えてみるとM78星雲の光の国には宇宙船という乗り物は存在しないのだろうか?

全ては身体ひとつ、自力で星間移動をしなければいけないとは…

セブンに代わって本音を言えば、上司でも誰でもいいから、宇宙船で迎えに来てほしいところだ。

セブンの上司は前編・後編合わせて3回登場し前編では首回りが赤いのに対して、後編ではシルバー一色となっている。

また、前編で登場するシーンは、墨汁に映した姿を波立たせて逆回転させたようである。

icon-check-square-o アンヌの優しさ

アンヌだけでなくウルトラ警備隊皆が、ダンの体を気遣い自分の事のように大切にしてくれる。

それは、宇宙ステーションV3のクラタ隊長の態度とは対照的でより際立つ。

中でも特にダンを庇い、気遣っていたのが当然ながらアンヌだ。

ダンの体調を気遣い必死で看病している姿に心打たれる役作りなのだが、当のひし美ゆり子は、あまり思い入れは無かったようだ。

しかし、視聴者には心に残る感動的なラストシーンへ繋がりに心を奪われたことは間違いない。

icon-check-square-o ロケ地、その他

体調が悪い中パトロールのためダンが、ホーク2号へ歩くシーンはTBS社内。

ソガと交代するシーンは、国際放映のマイティジャック用のセット。

クラタがホーク2号に緊急通信を行うシーンやステーションホーク2号内もマイティジャックのセットを流用している。

ダンが不調の中行った射撃場は、八王子の御殿山クレー射撃場、体育館は世田谷区立総合運動場の体育館だった。

台本では、その体育館で鉄棒する様子を見ていたのはアンヌではなくゴース星人だったし、バスケットをするシーンはドライバー技術装置だった。

また、メディカルセンターでダンを恫喝するクラタに「やめて!」と懇願するアンヌもいたのだ。

視聴率:22.3%

脚本:金城哲夫
監督:満田かずほ
特殊技術監督:高野宏一

-第48話「史上最大の侵略(前編)」
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