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第39話「セブン暗殺計画 前編」

緻密に組み立てられたセブン暗殺計画

戦略家ガッツ星人が、地球征服のためにとった戦略はセブンの暗殺計画だった。

icon-check-square-o 第39話「セブン暗殺計画 前編」あらすじ

セブンの戦闘能力を研究し、攻撃力や弱点を知り尽くしたガッツ星人が、ダンをおびき出すために怪情報を流す。

度重なる怪情報の通報に辟易するウルトラ警備隊だったが、キリヤマ隊長の命令でダンとアンヌが調査に向かった。

ダンの前に現れたガッツ星人だったが、アンヌの手前セブンに変身出来ないダンは、ウインダムで当座の危機を凌ごうとする。

しかし、ガッツ星人にとっては赤子の手をひねるようなもので、無残にも爆死させられてしまった。

そんな中、ダンとアンヌはホーク1号の援護でなんとか難を脱することに成功する。

何とかダンをセブンに変身させたいガッツ星人は、ダンの乗るポインターを狙い撃ちしセブンに変身させることに成功した。

セブンの戦闘能力を知り尽くしたガッツ星人は余裕でセブンの攻撃をかわし、拉致することに成功。

セブンが磔にされた姿を発見したアンヌらウルトラ警備隊に対して、セブンの処刑を通告するのだった。


icon-check-square-o 豪力怪獣アロン、分身宇宙人ガッツ星人

ガッツ星人が、ウルトラセブンの能力分析用として投入した宇宙怪獣が、豪力怪獣アロンだ。

何日間も、複数回にわたりセブンとの戦闘を繰り広げセブンの能力のすべてを見出すことに貢献し、最後はアイスラッガーによって敗れてしまう。

ガッツ星人は、この戦闘データを十分に分析し、セブンへの対抗手段を十分に練り上げることに成功したのだ。

アロンの戦闘能力は基本的に怪力だが、自身の体を透明化する能力もそなえていた。

身長45m、体重1万3千t。

一方、親玉のガッツ星人は、いかなる戦いにも敗れたことがないと豪語する最強宇宙人だ。

地球人のヒーローであるウルトラセブンを倒し処刑する事により人類の戦意喪失を狙ったのである。

即ち、最小の労力で地球を手に入れようとする、非常に優れた戦略だと言えるのではないだろうか?

先ずは、アロンを使ってセブンの身体能力を完全に分析、続いてダンをおびき寄せるため偽の怪情報を流し続ける。

ウインダムの投入もあっさりと蹴散らし、セブンとの戦いでは攻撃をあっさりとかわしエネルギーの消耗を待って一気に十字架に磔てしまう。

全て予定通りに戦略を推し進めており、緻密な計画能力の持ち主であることがわかる。

処刑を通告し、人類の戦意喪失の直前までは完全に成功したと言えるだろう。

身長2~40m、体重200kg~1万t。

icon-check-square-o ウインダムの爆死

ダンとアンヌが、ガッツ星人に襲われる中、危機を回避する時間稼ぎにウインダムを送り出したダン。

ところが、時間稼ぎどころかガッツ星人に翻弄されまともに対抗することすら出来ない。

ダンもこれ以上の戦いは危険だと考え、カプセルに戻そうとするが、その直前に大爆発とともに葬り去られてしまった。

何ともあっけないウインダムの最後だったが、台本ではウインダムではなくミクラスの予定だったようだ。

icon-check-square-o 追い込まれるアンヌ

ダンとアンヌが調査に出て以降、2人の濃厚なやり取りが楽しめるのもこの回だ。

ガッツ星人が現れてからダンがアンヌを庇い逃げるように諭すが、ダンから離れようとしない。

セブンがガッツ星人に囚われてからウルトラ警備隊の面々は、ダンの事を忘れたかのようにセブンの対応に追われていた。

アンヌがダンの安否を心配し、ダンの奪還を懇願するも無しのつぶてだ。

更に輪をかけるように、タケナカ参謀の「ダンはもう殺されているかもしれない」というセリフが強烈だった。

アンヌは唇を噛み耐えていたが、何か思いついたように作戦室を出て行った。

このエピソードでアンヌのダンへの思いが完全に確立されたように思われる。

最終回への布石が完全に出来上がったといっていいだろう。

icon-check-square-o ロケ地、他

ロケ地は、津久井湖周辺の城山ダム、道志橋、津久井湖役場前、津久井湖ゴルフ倶楽部、及び相模湖ピクニックランド周辺。

アンヌが携行していた野戦救急キットは、アンヌが持っていたアタッシュケース風のバッグにテープを十文字に貼り付けたものだったようだ。

確かに、よく見るとバッグの持ち手あたりが、救急キットにはとても見えない。

しかし、視聴率は相変わらずの低空飛行だ。

視聴率:18.2%

脚本:藤川桂介
監督:飯島敏宏
特殊技術監督:高野宏一

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