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大人のためのウルトラセブンのお話し

第30話「栄光は誰れのために」

栄光に見放された青木隊員の個人プレー

2017/03/31

強烈な個性をもったエリート訓練生が、ウルトラ警備隊に投入された。ダンにとっては敵宇宙人以上に手強い相手になった。

icon-check-square-o 第30話「栄光は誰れのために」あらすじ

エリート意識が過剰だが、将来を有望視された青木をウルトラ警備隊で面倒を見ることになった。

特にダンに対して執拗なライバル心を燃やす青木だったが、ダンは一生懸命育てようとする。

そんなダンの気持ちを介さない青木は、手柄を独り占めしようと調査中に発見した謎の物体を報告しなかった。

その後、青木が仕込んだ発信装置が原因で、野戦訓練に参加中だったマグマライザーや戦車部隊を敵に奪われてしまう。

ダンに勝ち名誉を得たい青木は、ダン提案のマグマ奪還作戦の任務を懇願する。

しかし青木は、志半ばで重傷を負ってしまう。

後を引き継ぎ、マグマライザーを取り返そうとしたダンの前にプラチク星人が現れ、決戦の時が訪れる。


icon-check-square-o プラスチック怪人 プラチク星人

ウルトラ警備隊の野戦訓練に乗じてウルトラ警備隊を攻撃にかかるプラチク星人。

プラチク星人はマグマライザーを乗っ取り、実弾で攻撃を仕掛けてくる。

セブンにマグマライザーを取り返された後は、宇宙戦車(スペースタンク)に乗り反撃する。

体中がヒラヒラのガーゼのようなもので覆われ、巨大な目と耳のようなものをもつ。

宇宙戦車をセブンのエメリウム光線で爆破された後は、巨大化してセブンに挑む。

口からプラスチック液を吐き、一時はセブンをフリーズさせ同等の戦いを繰り広げるが、宇宙戦車と同様エメリウム光線にて全身を焼き尽くされてしまう。

一件落着かと思いきや、焼け残った骸骨がダンに襲い掛かろうと立ち上がしつこさも見せる。

しかし、青木のウルトラガン一発でもろくも崩れ去ってしまう。

骸骨の姿でも耳のようなものが残っていたことを考えると、耳ではなく角だったのかもしれない。

身長2~40m、体重50kg~1万5千t

icon-check-square-o 青木隊員

自分勝手な名誉欲に塗れた男、それが青木隊員だ。

特に、ダンに対して執拗なライバル心を燃やし、命令を無視してでも栄光を自分一人で掴み取ろうとする。

この命令無視が、軍隊である地球防衛軍の隊員であることに於いて端から無理があるのだ。

自分を犠牲にしてでも国民、地球人のために戦わなければならないのが、地球防衛軍の隊員に課せられた使命のはずである。

だからこを、地球防衛軍の隊員すべてが国民、地球人の憧れでありヒーローなのだ。

そこには、個人の名誉などと言うものは存在しないはずなのだが、当エピソードでは敢えて青木という異端児をウルトラ警備隊に投入したのだろう。

結果はご覧のとおり、大勢の隊員を犠牲にしても名誉を手に入れられなかっただけか、自らの命まで落としてしまった。

カットされたシーンとして、参謀室で青木とダンが対面し2人が部屋を退出した後のキリヤマの言葉がある。

キリヤマ:「何か足りない。おかしい奴だ」と。

icon-check-square-o ロケ地

冒頭のクレー射撃上は、八王子にあった御殿山のクレー射撃上。

野戦訓練の場所は、千葉県館山の平砂浦だ。

平砂浦でのポインターの撮影は、度々タイヤが砂に埋まりスタッフ総出で押していたとの事。

視聴率:22.1%

脚本:藤川桂介
監督:鈴木俊継
特殊技術監督:的場徹

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