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第12話「遊星より愛をこめて」

遊星より愛をこめて被爆星人スペル星人がやってきた

2017/03/31

地球の子供の血で延命を図ろうとスペル星人が、愛をこめてやって来た。

icon-check-square-o第12話「遊星より愛をこめて」あらすじ

女性ばかりが、原爆病に似た症状で意識不明になる事件が多発した。

意識不明の女性は、全て同じ腕時計をしていたことが判明する。

調査の結果、腕時計は地球上には存在しないスペリウム金属を使用し、内部には人間の血液の白血球を結晶させたものが検出された。

時計の出所を探るべく、サナエさん(ウルトラマンのフジアキコ隊員=桜井浩子)の恋人のサタケに迫るアンヌとダン。

サタケが実はスペル星人で、人間の血液を集めていることを突き止める。

スペル星人は母性でのスペリウム爆弾の実験失敗により、放射能を浴び血液を著しく損なっていたのだ。

人間の血液に目を付けたスペル星人は、同胞の命を守るため血液を収集し実験を繰り返していた。

人間の血液が十分役に立つことを確認したスペル星人は、地球に本格侵略に乗り出そうとする。


icon-check-square-oひばくせいじん スペル星人

全身白色で覆われたハニワのような風貌で、目から何らかの光線を出して攻撃する。

体のところどころに焼けただれたような傷跡らしきものがあるが、スペリウム爆弾の影響なのかは不明。

このような生々しい風貌の宇宙人を強く要望したのは、実相寺昭雄監督だったと言われている。

脚本段階では、甲虫型の「カブト虫のような」と記述されていたようだが、実相寺昭雄監督がどのような意図を持っていたのかは分からない。

身長40m、体重1万5千t

尚、ウルトラ怪獣かるたの「ぬ」には、「ぬっとかおだすスペル星人」というのがあった。

icon-check-square-o放送禁止の経緯

放送禁止用語を検索してみると、床屋、共稼ぎ、郵便屋、板前、OLまでもが挙がっている。

そもそも、放送禁止用語なんていうものは、全て放送事業者の間で決めた自主規制の事であり、我々にとってはなんら制限されるものではないのだ。

キチガイはダメでもクレイジーはOKのような阿保みたいな業界の話なのだ。

放送禁止などと言う人間ほど、心の中で人を蔑み、バカにしていることが多いのもだ。

そんな中で目をつけられたのが、第12話「遊星より愛をこめて」なのである。

被爆星人スペル星人が、原爆の被爆者を化け物にしバカにしているとでも言いたいのだろうか?

小学二年生の付録にあった「ひばくせい人」という記述に、原爆被害者関係の団体が騒ぎ始めたのを、待ってましたとばかり飛びついたのが、あの朝日新聞だった。

原爆被害者関係の団体の言葉のみを一方的に取り上げて、瞬く間に火をつけだのだ。

半日プロパガンダの新聞社が動き出したということは、その本質が何なのかは容易に察しが付くはずである。

被爆したスペル星人は、人間の血を奪いに来る敵方なのであって、原爆の被爆者を想定したものでない事はバカにでもわかる筈なのだ。

しかし、マスコミを敵に回しては得策ではない、円谷プロとしては泣く泣く第12話を封印してしまったのである。

当時は、保守団体も少なく、左翼団体のやりたい放題だったのではないだろうか。

こういう、一方的な言論封鎖は許しがたい暴挙である。

美しい画質の映像が、見られるようになる日が来ることを期待したい。

icon-check-square-o願うは宇宙平和?

ダンとアンヌの間で宇宙平和を願う会話があり、後半にはアンヌとサナエさんの間で地球人も宇宙人も信じあえる日が来る事を願っている件がある。

更にサナエさんは、恋人に裏切られ命を奪われそうになったのは事実だったと、真正面から事実に向き合っている。

このような事から、過去に傷ついた事実をしっかり認め、未来志向で世界平和を訴えた作品なのかもしれない。

当時は東西冷戦時代だったこともあり、お花畑的は発想が主流を占めていたのだろう。

現在でもあり得ない、うわ言を繰り返す若者たちの団体があった。

しかし、東西冷戦が終わった現在でも、日本を含め世界各地で燻るいがみ合いがあり、無くなりそうな気配は皆無だ。

世界平和などと言うものは、幻想だったと言わざるおえないだろう。

しかし、異文化(異種族)共存は、ウルトラセブン全作品を通しての共通テーマであることは間違いない。

視聴率:32.8%

脚本:佐々木守
監督:実相寺昭雄
特殊技術監督:大木淳

-第12話「遊星より愛をこめて」
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