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第11話「魔の山へ飛べ」

魔の山でワイルド星人に奪われたダンの命

2017/03/31

年老いて絶滅寸前の宇宙野人ワイルド星人が、若い新鮮な命を求めて地球にやって来た。

ダンの命までも奪い、延命を図ろうとするワイルド星人に対し、弔い合戦を挑みに魔の山へ飛ぶウルトラ警備隊。

icon-check-square-o第11話「魔の山へ飛べ」あらすじ

岩見山で若者が怪死する事件が発生。

原因調査のため現場に赴いたダンとソガだったが、ダンまでもが怪死してしまう。

ダンの弔い合戦を誓ったキリヤマ隊長以下フルハシとソガは、現場近くの洞窟でワイルド星人のもつ生命カメラを発見した。

アマギの調査でフイルムの中の二次元空間で、ダンを始め被害者が生きていることが判明する。

引き続きアマギにダンの救出を託すキリヤマ隊長。

その間、人質となっていたソガを救出し、ワイルド星人の隠し玉、宇宙竜ナースとの対決が始まるのだった。


icon-check-square-o少子高齢化の進んだワイルド星

若い命が誕生せず、年老いた種族ばかりになり絶滅しそうなワイルド星人。

日本の少子高齢化社会の現状をもっと進めた、将来の日本の姿なのか。

少子高齢化高齢化社会が全世界に広がり地球規模で、少子高齢化高齢化が進んだら最終的には人類は終焉してしまう。

ワイルド星人はこの状態を回避するため、他の惑星の若い命を狙ったのだ。

地球から奪った若い命をどのように利用すれば、種族の絶滅を回避できるのかは、この際問題ではない。

自分の種族を守るために別の種族の命を奪うことが、是か非かを問うているのだろう。

日本人の倫理観から言えば当然ながら非であるが、地球の中でも他の国では、是とする人種がいるような気がするから恐ろしいのだ。

奴隷制度があった西洋文明では、確実に是であったはずだ。

icon-check-square-o宇宙野人ワイルド星人と宇宙竜ナース

人間のような顔をしているも全身を毛で覆われた、宇宙野人ワイルド星人。

ただの、縫いぐるみを着たオヤジ風にならないように、頭に触覚のようなものを持っている。

身長2.2m、体重150kgの巨体である。

一方、宇宙竜ナースは名前のとおり竜の形をしているが、とぐろを巻くと宇宙船のなるというスグレモノだ。

金属っぽい体ではあるが、目鼻口顎のほか髭もしっかりついている。

体長120m、体重15万tと非常に巨大だ。

icon-check-square-oダンの死

初っ端から、まさかのダンの死に責任を感じるソガは、ダンの死体に縋って号泣する。

フルハシもアマギも固まり重苦しい空気が漂う。

そんな意気消沈する雰囲気の中、涙を堪えて隊員を励まし弔い合戦を誓うキリヤマ隊長の演技が冴える。

この第11話でウルトラ警備隊の絆が、確かなものとなったことは言うまでもない。

事件解決後、アマギ隊員に助けられたダンのセリフが心に沁みる。

ダン:「隊長、一度死んだら益々命が惜しくなりましたよ。」

因みに、ダンの死を宣告する医者3人は、金城哲夫、上原正三、宮崎英明が演じていた。

icon-check-square-o干されたアンヌ

ダンの死を弔うウルトラ警備隊の中に、アンヌだけが居ないのに違和感を感じないだろうか?

原因は、アンヌが満田監督に干された時期だったのだ。

放送話の第11話は制作話の第12話、制作話の第11話「アンドロイド0指令」に続き完全に干されて出番が全くなかったのだ。

あの、お通夜のシーンにアンヌがいれば、どんな画になったのか?

監督に干されたのが、残念でならない。

ただ、ロケにはしっかり顔を出し、宴会にも出没して酒豪ぶりを発揮していたとのこと。

あっけらかんとしてめげないアンヌって凄い。

icon-check-square-oロケ地など

牧場一帯は浅間山の鬼押出周辺で、洞窟は三浦半島。

洞窟で発見した死体役は、ウルトラセブンの上西弘次が演じた。

最後に、第11話は様々な銃が出てくるので紹介しておこう。

シングルハンド・ライフル、ペガッサ型銃、エレクトロHガン、ダブルバレル・ライフル、などだ。

視聴率:31.6%

脚本:金城哲夫
監督:満田かずほ
特殊技術監督:的場徹

-第11話「魔の山へ飛べ」
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