ウルトラセブンが見たくなるブログ

大人のためのウルトラセブンのお話し

制作ウラ話

ウルトラセブンに隠れたウルトラアイとレッドマン

2016/11/17

シリーズ最高傑作と呼ばれているウルトラセブンは、どのようにして生まれたのか?

icon-check-square-o テーマは「メカ」と「宇宙」であった。

怪獣要素をふんだんに取り入れた「ウルトラQ」、ヒーロー的要素の「ウルトラマン」。

当時(1966~1967)海外SFドラマで大人気があった「サンダーバード」や「宇宙家族ロビンソン」。

そこには、緻密なメカニック特撮や宇宙描写が豊富に描かれていた。

また、子供用ではありませんが、宇宙大作戦(TOS:Star Trek: The Original Series)での壮大な宇宙観などが、ウルトラマンの後継作品として期待されたことは必然であったのです。


icon-check-square-o ウルトラアイという企画

ウルトラマンの後継作だったウルトラセブンの前に検討されたのが、ウルトラアイだったのである。
(実際は、ウルトラマンとウルトラセブンの間には宇宙特撮シリーズ キャプテンウルトラが、半年間放映されています。)

ここに出てくる主人公が、地球人の女性とR星人の間に生まれた超能力少年「諸星弾」だった。

地球防衛軍(ウルトラ警備隊)に最年少の準隊員として入隊し、警備隊が地上での活躍時に水陸両用スーパーカーのドライバーとして務める。

しかし、有事の際にはR星人の遺伝子を受け継いだレッドマンへ変身し活躍するのだ。

純粋な子供向けのウルトラマンではヒーローの要素に重点を置いたもので、その出自にはあまり触れられていなかった。

ウルトラアイでは、主人公「諸星弾」のバックボーンにも焦点を当てることで、ドラマに深みを与えるという狙いがあった。

この中には、地球規模的防衛軍としての地球防衛軍、スーパーカーを使用する事、地球防衛軍に所属する地球人の少女に憧れを抱く事など、

ウルトラセブンで実現している要素の基本部分が、この時点で生まれていたといえます。

主人公の「諸星弾」という名前が、この段階で決定されていたのも興味深い。

icon-check-square-o レッドマン

ウルトラアイを踏まえて提案されたレッドマンは、敵を地球外生命体とし宇宙人及び宇宙怪獣に統一した。

地球側の防衛軍としてウルトラ警備隊が先頭に立って敵に立ち向かうことに設定したのである。

メカやキャラクターは、更なる近代化が図られ洗練されたデザインに仕上がっていった。

icon-check-square-o ウルトラセブンの誕生

ウルトラセブンのデザインは、メカニックと同様ウルトラマンに比べて複雑にし力強さが増すことに繋がっている。

肩から胸にかけての鎧のようなデザインが、力強さに貢献していることが伺える。

タイトルの由来は、キリヤマ隊長を始めフルハシ、ソガ、アマギ、アンヌ、ダンの6人のウルトラ警備隊に、セブンを7番目の隊員と考えウルトラセブンと名付けた。

更に、演技のよいラッキーセブンも意識したらしいという事を付け加えておきます。

このように、ウルトラQ(怪獣)から始まり、ウルトラマン(ヒーロー)、キャプテンウルトラ(宇宙)の集大成として誕生した最高傑作がウルトラセブンなのです。

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