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制作ウラ話

アンヌ隊員のひし美ゆり子はピンチヒッターだった

2017/04/03

ウルトラセブンファンの我らにとってのマドンナであるアンヌ隊員

アンヌ隊員=ひし美ゆり子であり、それ以外は想像だに出来ない。

ところが、ひし美ゆり子さんは、ピンチヒッターだったと言うのだ。

icon-check-square-o アンヌ隊員は豊浦美子だった

アンヌ隊員に決まっていた豊浦美子(とようらよしこ)さんは、その後決まった映画への出演を優先したのです。

ひし美ゆり子さんにとって東宝の1年先輩にあたる女優でした。

1967年当時は、何といっても映画はテレビより格上だったのである。

その意味では、テレビの中でも「ジャリ番」と呼ばれた子供番組の特撮シリーズであったことも降板の理由だったことは、十分考えられます。


icon-check-square-o ひし美ゆり子とウルトラセブンの出会い

東宝に命じられるがままに、円谷プロを訪れたひし美ゆり子さんは、ウルトラシリーズには全く興味を示さなかった。

二十歳の女性が、ウルトラシリーズに興味を持っているほうが不思議なくらいです。

ウルトラマンに次ぐ特撮モノが制作されることになり、そのヒロイン役の候補になっているという事を聞くもピンと来なかったのも納得できます。

そんな中、制作側が、直ぐにカメラテストが行われたのも、豊浦美子さんの急な降板で焦っていたためだろう。

早々に採用が決まり、我らが、ひし美ゆり子=アンヌ隊員が誕生したのです。

icon-check-square-o アンヌの制服姿がセクシーだった理由

豊浦美子さんに合わせて作られた制服が、ひし美ゆり子さんには少し小さかったのが逆に功を奏した。

上着のジャバラのところ(両脇の黒い部分)のゴムをご自身で切ったくらい窮屈だったようです。

その結果、小さめの制服が体にピッタリとフィットしたことで、あのセクシーさが生まれることになったのだ。

「豊浦美子さん、降板してくれて有難う」と言いたいのは私だけではなかろう。

icon-check-square-o 運命のいたずら

アンヌとダンは、ウルトラセブン撮影開始の直前まで「天下の青年」に共に出演していたのです。

学園モノだったそのドラマが続いていたら、ウルトラセブンへの出演は危うかったのではないだろうか?

「天下の青年」出演時にダン隊員役として森次晃嗣さんに目を付けていた、演技課の新野悟氏の存在も大きかったことは言うまでもない。

これらの色んな偶然が重なって、傑作ウルトラセブンが完成していったのである。

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